今回は待ちに待ったクモの先生が来てくれる回です。
みんなワクワク感に包まれながら登校してきました。
【キラキラの時間】※以前は日常の疑問を発表する時間を『宿題』と呼んでいましたが、「宿題と聞くとやらされている感が出て嫌な感じがするから、アーススクールだけの新しい名称を付けちゃおう!」という事で、『宿題』は『キラキラ』に名前を変えました。
今回は以下の2つのなんで?を発見しました。
・ヤドクガエルがクモに捕まっても食べられないのはなぜ?
・カモシカのウンチの色は?
自分のテーマに沿ったなんで?が最近増えてきたうえに、難しい問題も多くなってきました。
それぞれがミニ専門家のように語れるようになってきています。
▽なんで?に対してしっかり答え合わせをします。
【先生とのご対面】
今回は谷川明男先生をお招きして授業を進めていきます。
みんな、先生と会うのを楽しみに待っていました。
でも、子ども達のご挨拶の声は少し小さめ。
もしかして少し緊張しているのかな?なんて思ったりもしました。
【緑道へ!】
緑道に着いたとたん、先生が「よし、みんなでこっち見てみようか。」と言いました。
行ってみるとそこにはクモの巣が!!!
ビックリするほど見つけるのが早く、子ども達もスタッフも驚きです。
そして、クモについて解説をしてくれました。
子ども達が調べている図鑑には載っていないような情報ばかり。
みんな目を輝かせて話を聞いています。
その後は先生への質問攻めが始まりました。
「このクモってなんですか?」
「このクモの巣は何のやつですか?」→先生はクモの巣だけで種類を特定していました!
「毒はあるんですか?」
「オスとメスどっちですか?」
などなど…。
ひたすら疑問に思ったことを質問します。
ですが、さすがは先生。
子ども達が疑問に思ったことは全部丁寧に教えてくれました。
▽実際に捕まえて、みんなで観察会です!
【探せ!トタテグモ】
トタテグモという種類のクモがいます。
トンネル状の巣穴を掘り、入口には地面そっくりの扉を付けるので、そういう名になったそうです。
上手に隠れているクモを目を凝らして探します。
▽クモの巣がどこか分かるかな?
だんだん目が慣れてきて、子ども達も見つけるのが上手になっていきました。
また、先生もビックリしてしまうような珍しいクモを見つけることができました。(この緑道のような環境にいることが珍しいクモだったようです。)
そのクモを見つけた子はとても満足気な表情でした。
▽捕獲! じっくり観察します。
【目指せ!クモ博士!】
今回、クモをテーマにしている子がいます。
その子は図鑑などで普段からクモや危険生物について調べています。
先生「じゃあ、このクモはどうしてこうなっているか知っている?」
子「それは、○○○○だからだね」
先生「おぉーー!よく知っているね!」
先生も驚くほどの知識量です。
これから調べていけば、谷川先生のようなクモ博士になれるかもしれませんね~!
▽太陽に照らされてクモの巣が光って見えます。
▽川の近くにはアシナガグモ。みんなで並んで観察します。
【まとめ?】
今回は先生に質問して、知らないことを解決することをまとめにしました。
クモの種類などについて細かく知ることができたので、子ども達の知識もたくさん増えたでしょう。
そんな中、ある子が持っている図鑑の作成に先生が携わっていることを知っていて「サイン書いてください!」とサインを書いてもらっていました。
まとめの時間がいつの間にかサイン会になっていました。
「先生、サインくれたから私のサインもあげるよ」と逆サインもありました(笑)
▽谷川先生、今日捕ったクモ、そしてボクの3ショット。
結局、2時間弱の時間で20種近いクモを見つけることができました。
ふだん何気なく使っている緑道にもたくさんのクモがいることを知ることができました。
『クモ』など1種に限定して調べることで、より学びが深くなっていくことを実感でき、とても充実した時間になりました。
【次回】
今回知ったことのまとめから始めます。
アーストリップも近づき、テーマ研究もスピードアップしていきます。
次回も楽しくたくさんの学びがあることでしょう!
ライトマン
▽活動の様子はこちら!