濃厚な2日間の後半戦について紹介します。
午前中の散策が終わってからも、内容が盛りだくさん!
子ども達には休んでいる暇などありません。
【野外炊事】
まとめが終わったらご飯の準備です。
普段はお家の人がご飯を作ってくれているし、ボタン1つでお湯を沸かすことだってできます。
ですが、今回は全て自分たちで時間をかけながら進めていきます。
▽お水を入れるのにも一苦労。20Lのお水はかなり重たいです。
【お米を炊くには…】
お米も普段は炊飯器を使っている家庭が多いと思います。
しかし、キャンプ場には電気がないので電化製品は使うことができません。
鍋を使ってお米を炊くのは初めてだと難しいものです。
匂いや音なども確かめながら(主に直感だったような気もしますが)炊飯をしていました。
【ごはん完成!】
いろいろ苦労もしながら晩ご飯が完成しました。
メニューは「白米」と「肉団子のトマトソース煮」です。
「お腹空いたから7杯は食べれるわ~!」
「ぼく、こういう肉団子すきなんだよね」
みんな出来上がったご飯に興奮しながら食べるのを待ちます。
▽晩ご飯はこんな感じ!
食べてみると、「んーー!美味しいーーーー!」と自分たちで作ったご飯に満足げな様子。
1日中動き回った体に栄養が染みわたっていくのが分かります。
▽カメラのフラッシュでまぶしい顔をしています。
▽暗闇の中で食べているので、ズボンに落とし放題(笑)
ご飯が終わったら後片付けをします。
自分たちですべてを行うのです。
重い鍋をもって炊事場へ移動し、自分で食べたものを洗います。
こういう経験ができることもキャンプの醍醐味の一つだと思います。
【夜の探索へレッツゴー!】
ご飯の片付けが終わったら、夜の探索に向かいました。
夜行性の生き物は、日中に行っている緑道探索では見られない動きをしたりもします。
子ども達が一番感動していたのがクモです。
クモがクモの巣を作っている場面に遭遇することができました。
雨で壊された巣を修復しようと、たくさんのクモが巣を作っていました。
ですが、少しでも大きい声を出したり、光を当てたりすると、クモは警戒して巣作りをやめてしまいます。
小さな声での観察が重要になります。
▽帰り道にはカエルも見つけることができました。
【帰る日の朝】
朝。
眠い目をこすりながら、朝ごはんの準備を始めます。
少しずつ目を覚ましながら、自分のご飯の準備をします。
朝のメニューは「白米」「味噌汁」「ぶりの塩焼き」「キャベツサラダ」です。
▽火が消えそうになるたびに、フーフーして復活させます。
▽サラダ作りもお手の物!
チェックアウト時間のギリギリ(ちょっとオーバーするくらい)までアーストリップを堪能していました。
そんな内容で今回のアーストリップは終わりました。
この2日間で非常に有意義な時間を過ごすことができたと思います。
行く前に予想をし、実際に現地に行き、自分の目で確かめて、結果の差異を考察することで、より深い学びへと繋がっていくことを感じました。
また、この2か月くらいの時間で、みんなの仲が良くなっているのも一目瞭然です。
これから夏に向けて、タームのまとめを行っていきます。
今回発見した様々な知見を活かして、いいまとめができることを期待しましょう!
ライトマン
▽アーストリップ『自然』 活動の様子はこちら!