「おはようございます!よし、今日もトマトに水をあげないと!」
最近はこの言葉がこの子の毎朝のルーティーンになっています(笑)
そんな大切に育てられているトマトですが、2週間ほどで少し大きくなり、その重みでだんだんと傾いてきてしまっています。
そこで今回はトマトが真っすぐ育つために、支柱作りをすることにしました。
▽現在のトマトの様子。葉の数も増えてきました!
▽2週間前に植えたときの様子。現在のトマトが大きくなっているのは一目瞭然です!
支柱は竹で作ることにしました。
竹はあらかじめ割ってあったので、今回はひもを使って竹同士を結び、トマトを支えられる強度をもたせる作業を行います。
まずは土にグサッと刺してみます。
そのとき「結ぶのとか結構時間かかるかもしれないから2本でやってみようかな~」と計画を変更したいという相談がありました。
スタッフ「計画で考えていたことと違う立て方だけどいいの?」
子「うん。土に刺されば立つから大丈夫。」
自信満々な様子なのでスタッフからは「できると思うならそれでやってみてもいいよ」と言いました。
土に刺した2本の竹の上側をタコ糸で縛ってみることに。
しかし、、。
すぐに倒れてしまいました。
2点支えではバランスが悪かったようです。
「あーだめだったか…。」と土から竹を引き抜きます。
「最初っから計画した通りにやっていたらなぁ…」と、元々計画していたものに作り直すことにしました。
そこから、時間はかかりますが3本の長い竹をベースにした支柱作りを始めました。
この支柱は三角形に刺した長い支柱を短い竹で繋いでいきます。
▽タコ糸を使って竹同士を固定していきます。
先ほどと違って立体的な支柱になるので、結ぶ作業や立てる作業のときに支えるのが難しい。
「ここ持ってて」とスタッフに頼みながら、なんとか作業を進めていました。
そして完成した支柱はこんな感じ!
初めの支柱とは違ってバランスもとれています!
これならトマトがもっと大きくなっても支えられそうですね。
苗は2本あるので、この支柱をもう1セット作ってこの日の作業が終了しました。
当初の計画から変更して失敗した背景には、『支柱を作るのが少し大変だし面倒だから簡単なものにしよう』という気持ちがあったのだと思います。
もちろんそれでうまくいくこともありますが、今回のようにうまくいかないとせっかくの作業がやり直しなんていうこともあるでしょう。
ただ、失敗がダメなものだということは決してありません。
『失敗は成功の基』という言葉にもあるように、たくさんの失敗を経験し、それを糧に多くの学びを得ることが大切です。
この経験を今後の学びにも活かしてほしいですね!
まずは、大きなトマトができますように!
ライトマン