『ハンドパンを作ってみよう!』12月16日

あけましておめでとうございます。

アーススクールも新年を迎え、年明けも昨年末の学びを継続して行っています!

本年も子ども達の学びの様子をブログでご紹介いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

さて、今回は昨年末に行った『ハンドパン作り』の様子をご紹介いたします。

『ハンドパン』とは金属製の体鳴楽器で、金属の楽器の上にいくつかの窪みがあり、その窪みの大きさや深さで音が変わるというものです。

昨年に缶詰の空き缶を使った太鼓を作りましたが、その延長的なイメージでしょうか。

 

今回の計画は廃材の中から大きな円柱状の缶を見つけたところから始まります。

「これで楽器作れるかも!ハンドパンとか作ってみようかな!」

 

ハンドパンを作るためにはまず打面に窪みを作る必要があります。

ハンマーで缶の上をカン!!カン!!と叩いてみると、段々と窪んでいく缶の上部。

 

「試しに一回叩いてみようかな!」

 

ただ、手で演奏するには少し打面が小さくなってしまったので、割りばしを使ってバチを作成しました。

叩いてみると、音はなりましたが全部同じ高さの音で、目標としていた音階をつけることはできていませんでした。

 

そこからはタブレットを使って少し調べ作業をしてみることにします。

ハンドパンの形は知っていましたが、どうやって音が鳴っているのか、どうやって音階を変化させることができるのかは知らない様子。

その方法が分かれば自分の理想の楽器へと改善できると考えたようです。

 

音の変え方を書いた記事を読みながら微調整を進めていくとだんだんと音が変わってきました。

「お!変わった!」と本人も驚いている様子です!

ここから今回作成する5つの打面の調整を進め、最終的には全ての打面の音階を変えることができました。

 

本人的には『ド・レ・ミ・ファ・ソ』と作りたかったようですが、それは少し難しかったようですね(笑)

ただ、音階ができあがることで、全て同じ音だった時よりも断然楽器らしくなりました!

▽「側面叩いても音出るじゃん!」結局叩けたら全ての物が楽器になれるようです(笑)

 

今回はハンドパン作りをやってみました。

作り始めに想像していたものとは違った楽器になってしまいましたが、それでも最終的には自身の満足できるものになったようです。

 

「あれやってみたい!」「これ作ってみたい!」

 

次々と出てくる創作意欲。

いいですね~!!

次は何を作るのか楽しみです!

 

ライトマン