本日のアーススクールは前回に引き続き、生き物観察の方法について学びました。
前回は動物の観察を行いましたが、今回は虫を観察してみます。
さて、どのような発見があったのでしょうか??
【虫を観察するにあたって】
虫を観察するのに大切なことは前回の動物と同じです。
時間や場所を記録したうえで、検体をじっくりと観察します。
観察で大切なことをおさらいしたら、緑道へ出発です!
【緑道の生き物たち】
緑道にはたくさんの生き物が暮らしています。
その生き物たちのいくつかを観察用に捕獲します。
▽「アリ見つけた!ほら、捕まえないと!!」
捕まえたら小さい袋に入れて持ち帰ります。
ちょっと可哀そうな気もするけど、観察のためには仕方なし…。
ちょうちょも捕まえたよ!
袋の中でおとなしくするようにする方法も、ほっしーに教えてもらいながら検体を集めました。
2人とも収集に真剣でスタッフの前にどんどん進んで行ってします。
なので、撮れる写真は背中ばかりです(笑)
▽気づけば走って遠いところに行ってします(笑)
植物も観察したら面白いかもね~ということになり、植物もいくつか持ち帰ることにしました。
これを観察したらどのようになるのでしょうか?
【今回の観察方法は?】
前回は肉眼で観察したものをワークシートに記入する形で進めましたが、今回は顕微鏡を使ってみました。
顕微鏡を使うことで、肉眼では見られない小さな部分まで観察することができるので、構造などについての考察もより具体的になっていきます。
これは何でしょうか?
正解は’’タンポポの種’’を拡大したものです。
400倍の世界では、表面の質感や毛の1本までを見ることができます。
昆虫も観察してみました。
図鑑では見たことがあるけれど、実際にはなかなか見ることができない虫の顎の観察。
おもて、うら、よこなど様々な角度から見ることができるのは、図鑑と違って実際に観察する上での大きなメリットになります。
虫の目も観察してみました。
虫の目の構造は人間と違って『複眼』という構造になっています。
「人間と虫の違いは何があるかな?」
「虫の方が目が大きい」
「人間の目には白いところがあるけど、虫にはない!」
「なんかザラザラしている感じがする」
▽ほっしーが見やすいようにセットしてくれています。
蝶の鱗粉についても観察してみました。
肉眼ではきれいな模様に見えますが、拡大してみると一つ一つが鱗状になっているのがはっきりと確認できます。
こうして小さな世界の探検を楽しみました。
【まとめ】
今回観察した小さな世界は、人間の目に見えないものであってもそこに存在しています。
自分の見えているものに頼るのでなく、違った視点から物事を見ることによって、知見がもーーーっと広がって行けばと思います!
Lightman