GW真っ只中のこの日。
子ども達は一日中遊んだり、旅行に行ったりと非日常的な時間を楽しんでいるようです。
さて、今回は自分のテーマに沿ったものを採取して、顕微鏡で見てみることにしました。
前回決めたみんなのテーマは以下の通りです。
~それぞれのテーマ~
・水はどうして透明なんだろう?
・クモの糸はどうしてネバネバするんだろう?
・ウンチはどうしてあんな色なんだろう?
今回はどんな発見があったのでしょうか!!
【緑道へ!】
それぞれのテーマの内容を確認できるように、採取道具の準備をします。
「水を観察するのに、水を持って帰ってくるから瓶を持っていく!」
「クモの糸を見るためには、画用紙とセロハンテープを持っていこう」
「ウンチは手で持つのは嫌だから、袋とか必要かな」
リュックに荷物を詰めたら出発です。
▽一列になってキョロキョロしながら、採取するものを探します。
【クモの巣発見】
はじめに見つけたのはクモの巣でした。
前日が雨だったこともあって少し濡れているようです。
「あっ!見つけたーー!!」
大はしゃぎで採取道具をリュックから取り出します。
クモの巣は黒い画用紙で下からくっつけるようにして採取します。
ゆっくりねらいを定めて採取を試みますが、なかなかうまくいきません。
というのも、ベタベタしている部分が手や画用紙の他の部分についてしまい難しいようです。
ですが、数回やっているとだんだんコツを掴んだようで、納得のいくものが採れたようです。
▽うまくいったときには、満足気な表情でした!
【水を採るには?】
次に見つけたのが水です。
というのも、緑道にはせせらぎが流れていので、水場を探すのは簡単でした。
「このくらいあればいいかな?」
瓶いっぱいに水をいれて採取が完了しました。
これは簡単だったのかもしれませんね~
▽水は透明なのに、なんで影があるんだろう?
【ウンチ見つけた!】
一番難しかったのは、生き物のウンチ探しでした。
キョロキョロしながら緑道内を探します。
スタッフ「これは?」
子1「これは石の模様だね」
子2「あ!! あった!!」
子1「あー、あれは葉っぱについた汚れだなぁ」
なかなか見つからないものです。
そんな時、遠くから「あったーーーー!!!」と聞こえてきました。
そこには葉っぱについた鳥のウンチがありました。
「よし、これにしよう」と茎を切って袋に入れました。
これで全員の採取が完了しました。
【顕微鏡で観察】
では、いよいよ顕微鏡を使って観察をしてみます。
肉眼では見えないようなものが、顕微鏡を使うことによってたくさん見えてきます。
早速、それぞれが採取したものを順番に観察します。
触ったり、動かしたり、分解したりと、道で見つけた時には分からなかったようなことを、いろいろな角度から観察しました。
【今回の発見】
今回、採取から観察までの間にたくさんのことを発見しました。
・クモの糸のネバネバするところを縦の糸と横の糸で観察することができた。
・水の中に微生物を確認することができた。
・鳥のウンチの中身を見て、どんな感じになっているかを知ることができた。(白い部分と茶色い部分があった)
みんな、とてもいい着眼点ですね!
今後も、自分のテーマの『なんで?』を徹底的に調べ尽くしていけたらと思います。
【次回】
次回は自分が今回発見したことについて本格的に調べる作業になります。
図鑑や参考図書、PCなどを使ってテーマについて深めていきます。
ライトマン