楽しかったアーストリップから1週間。
子ども達は少しお疲れの様子で、聞いてみると遊びすぎて疲れちゃったとの事でした。
遊びに熱中できる子ども達を羨ましく思います。
【キラキラの時間】
※日常の疑問を探してきて発表するキラキラの時間。以前は『宿題』と呼んでいましたが、「宿題と聞くとやらされている感が出て嫌な感じがするから、アーススクールだけの新しい名称を付けちゃおう!」という事で、『宿題』は『キラキラ』に名前を変えました。
今回、見つけてきたのはこの3つです。
・ツヤタマコシビロダンゴムシのつやつや度は?
・ダンゴムシの寿命は?
・ニホンザルのウンチの形は?
だんだん、スタッフも分からないような難易度も問題になってきました。
普段からたくさんの疑問を持てるようになっているのも、この数か月の成果だと思います。
【アーストリップでやったこと】
アーストリップの振り返りでは、初めに写真や動画で全体を思い出してみました。
写真を見ると、その時にあったエピソードが蘇ってきます。
「あー!ここでミミズ見つけたんだよね」
「このイス運ぶの重たかったなぁ」
1週間前の出来事ですが、大盛り上がりでした。
▽「あーー!これあの時だ!」と発表の挙手が止まりません!
【テーマに沿った振り返り】
写真で全体の振り返りをしたら、次はそれぞれのテーマに沿った振り返りをしました。
・チョウ:鱗粉はどうしてあるのだろう?
・ダンゴムシ:予想していた場所にいなかったのはなんでなろう?
・ウンチ:シカのウンチの内容物は何だろう?
・クモ:雨の時に住んでいる場所はどこだろう?
みんないい学びになってきています。
今回は特に印象的だった調べ学習について2つ紹介します。
【シカのウンチの中身はどうなっている?】
アーストリップでは見事にシカのウンチを発見し、虫眼鏡で観察しました。
そのウンチを持ち帰ってきていたので、今回は顕微鏡で観察してみました。
竹串で分解しながら高倍率で観察し、中身を考察してみます。
虫眼鏡とは見える大きさが全く違うのでより正確な考察が出来そうです。内容物は見た目には草が多いようでした。
顕微鏡、図鑑、PCを併用しながら、何を食べているかなどについて学ぶことができました。
【チョウの鱗粉はなんであるんだろう?】
チョウの鱗粉の理由について、アーストリップを終えて何となく感覚的に分かってきている気がします。
ですが、あと一歩のところで核心を付けていないような様子です。
図鑑を使っても分からない。
本にも載っていない。
調べる方法に困ってしまいました。
いよいよ最終手段としてPCを使って調べました。
インターネットにはたくさんの情報があるので、正しい情報を選ぶ必要があります。
「これ見てみる!」と選んだ記事は、チョウの鱗粉の理由について書かれていました。
次に直面したのが『漢字が分からない問題』です。
専門的な用語が多く使われているので、低学年で読めないのは仕方ないでしょう。
そこで登場したのが辞書です。
分からない漢字を調べながら、意味の理解も同時進行で行います。(時間はかかりますが、暗記するのとは違って、本物の知識として定着していくと思います。)
チョウの鱗粉には4つの意味があることが分かりました!
【まとめ】
最後はこの日にやったことを発表しました。
今回はアーストリップの体験を通しての考察の部分も多かったので、とても深い学びになりました。
やはり、体験を伴うと学びはより深く、興味を持って行うことができるようですね。
【次回】
次回は、アーストリップのまとめと並行して、ターム全体のまとめも少しずつ始めていきます。
夏休みまであと4回なので、まとめの方法なども考えていくことになります。
「劇やってみる!」なんて言っている子もいるので、まとめの完成が楽しみです!
ライトマン