今週は前回の続きから!
子ども達が食べたご飯を当日の朝からさかのぼってみたら、2日前の昼より前は「忘れちゃった…」だそうです(笑)
意外に覚えていないものなんだなぁと思いました。
【この料理はどこのものでしょう?】
今回の初めは前回の続きである、世界のどこかの料理をレシピから当てるというクイズから始めました。
食材は以下の通りです。(これが何の料理かわかりますか??)
・白身魚
・レモン汁
・紫玉ねぎ
・トマト
・きゅうり
・ココナッツミルク
さっそく調べ作業を始めました。
今回は前回の応用編ということで、自分たちで調べることにしています。
「じゃあ、ぼくはココナッツミルク調べるね」
「わたしたちはトマトやってるね!」
調べるうえでのコツは、生産する条件がたくさんあると地域を絞るのが簡単になります。
例えばココナッツであれば、『ココナッツベルト』という赤道付近の熱帯・亜熱帯地域で、海水があるところが取れやすいそうです。それが分かれば「寒帯地域は違うのではないか」、「海が近くにあるのではないか」という推測ができます。
また、白身魚が獲れる場所ということは海、または大きな川が近いということが考えられます。
というように、条件を増やしていきながら範囲を狭めていくのです。
トマトの生産地について調べています。
「中国、アメリカ、インドが獲れる場所だ!!」
確かに、データを見てみるとたくさん収穫されている地域であることがわかります。
でも、書いてある情報を正しく読み取れておらず、情報の罠に引っかかっていました。
スタッフ「トマトは確かにそういう地域で獲れているけど、日本でも収穫できるよ?」
子「うん。うちでも育てたことあるよ」
スタッフ「じゃあ、日本はなんで候補に入っていないの?」
子「このランキングに入ってないから…」
世界の収穫量のランキングでは日本は上位には入っていませんが、収穫はできるのです。
ということは、小さな国では収穫できてもランキングには入らないということに気づきました。
「じゃあ気温で考えよう!」
大規模に収穫していなくてもこれで地域を絞っていけば、収穫できる場所を知ることができそうですね。※降水量や日照時間など生産にはたくさんの要素がありますが、今回は年平均気温を軸に考えました。
気づけば2時間が経過していました。
休憩なしでかなり集中して進めましたが、全部を調べることはできませんでした。
ただ、食材によっては正解があったりもしたので、地域的にはかなり近いところまで行っていました。
正解は『ココンダ』というフィジーの料理で、白身魚をココナッツミルクでマリネにしたものです。
見たことも聞いたことも無い料理。すこし問題が意地悪でしたかね(笑)
答え合わせをしたら、持参した参考図書でも確認していました。
【世界のどこかでコックさんに!】
少し休憩したら、世界の料理を調べる内容に進みました。
ここではそれぞれが1つの国を選んで、そこでコックさんになれるように地域で獲れる食材や調味料、調理法などを調べます。
国は自分で選べないようにしました。
目隠しをして、ペンをもって、世界地図に点を打つ。
そこでマークを付けたところが自分の国になるのです。
国はソロモン諸島、エストニア、エチオピアに決まりました。
少しだけ調べる時間がありましたが、料理名は見たことも聞いたことも無いモノばかり。
調べ甲斐がありそうです!!
【次回】
次回は今回の続きから始めます。
コックさんになれるようコツコツと下積み修行(調べ作業)を進めますが、どんな料理があるのかなどはまだまだ未知の世界。
レシピから料理当てでの調べ経験がどのように活用されるのでしょうか!
ライトマン