今回は今年度のアーススクール最終回。
1年間やってきたことを保護者の方に見てもらいます。
【最後のまとめ】
まとめ作業も大詰め。
この日の発表の内容について最終確認をします。
「足りない部分はないかな?」
「ちゃんと伝わるような内容になっているかな?」
▽鉛筆だと文字が薄くて見えにくいのでペン書きします。見やすさを考えた最後のひと手間です。
▽「イラストがあるとわかりやすいよね」
発表資料が完成したら間違っている部分が無いかを確認したり、読む練習をしたり、それぞれが必要だと思う準備をします。
今回は普段やっている友達だけでなく、おうちの人も見に来ています。
「緊張しちゃうかも~(笑)」
【こんなことやっているんだよ!】
発表の前に、子ども達がやっている調べ作業を保護者の方にも体験してもらいました。
子ども達の活動の様子についてはブログ等で発信していますが、そこに至るまでの思考の順序やそこで生じる感性については見てもらうのが一番!
今回、保護者の方と一緒に調べたテーマは『生物の進化』についてです。
各家庭ごとに生物の進化がなぜ起こるのかについて考察し、自分が調べてみたいことを軸に調べ作業を行いました。
生物の分類の表から進化を考えてみたり、恐竜時代の生物から今の生き物への変化を考えてみたり、ダーウィンの進化論の絵本を読んで考えをまとめてみたりと、方法は三者三様です。
子ども達の興味がどのようなところから広がっていくのかを見ていただけたと思います。
ふとした『これが面白いんじゃないかな?』と思う瞬間を『めっちゃ面白い!!!』という確信に変えられるよう、これからもサポートしていきたいと思います!
【いよいよ発表!】
いよいよまとめてきたものを発表する時間になりました。
これまで1年間やってきたことを披露する特別な機会です。
模造紙にまとめたり、絵本にしたり、これまでやってきたことの中で大切な瞬間をまとめてきました。
▽それぞれのテーマで自分の印象に残ったことをまとめています。
▽ここには書ききれないほどのたくさんの楽しい学びがあったようです。直前まで発表の内容を吟味していましたが、伝えたいことを伝えることができました。
1年間という時間の中、週1日ではありますがたくさんの時間と知識を積み重ねてきました。
そしてその中で楽しかったことや印象に残っていることは、この1枚の模造紙ではとても表すことができないということも、子ども達と話していると感じました。なぜなら、振り返りをしているときに1つ1つの内容に対してたくさんの思い出話を話してくれたからです。
一つの区切りとして『まとめ』→『発表』としていますが、それ以上の学びがあったのではないかと思います。
【まとめ】
アーススクールの1年目が終わりました。
子ども達もスタッフも手探りの状態で始まりましたが、子ども達との合言葉はいつも1つ。
『アーススクールは学ぶところ』
見てみる、聞いてみる、行ってみる、触ってみる、調べてみる…。
学びは生活の中でそこら中にいつもあります。
ただ、それを拾えるか見過ごすかは学ぼうとする気持ちや興味の大きさよるものであると思います。そんな中で自分自身のアンテナを張って、1年間でたくさん発見できるようになり「これってなんでかな?」など疑問を持てるようになった『考え方』は成長したと思います。
『それはそういうものだ』と決めつけてしまうと、そこで学びは止まってしまいますからね。
でも、学びに完成はありません。
まだみんなは学びの途中ですから、来年度もみんなで学び続けていきます。(もちろんスタッフもです!!!)
学びの門は意志ある者にいつも開けているのです。
ライトマン