この日は今年度1回目の『ヒトの世界』です。
昨年度は春~夏休み前までなど期間を区切ってテーマを調べていきましたが、今年度はやり方を少し変えて水曜に『自然』、木曜に『ヒトの世界』というテーマを1年かけて学んでいきます。
その中でいくつかのテーマに取り組んだり、内容を充実させるために周辺知識を調べたりしていくのです。
【町に出てみると…】
今回はこのテーマを進めるにあたって、理解がしやすくなるような準備として人間が作ったものについて調べました。
『自然』のテーマでは環境にある様々な要素を見てみましたが、人が作ったものを調べるとなれば見る視点も大きく異なります。
早速、町に出て様子を見てみました。
「建物は人が作ったものだよね」
「服を着るのも人間だけ」「いや、犬も服着ているよ?(笑)」
「ここにある木は自然なのかな?」
人間が作ったかという視点で見ると様々なものが見えてきます。
人間が作ったものは、目に見えるものがすべてではありません。
音楽やルール、文化や習慣なども人間が作っているものです。
作ったものと言ってモノ(物質)ばかりに気を取られていると、無形の概念が抜けていってしまうのです。
広い視点で考えることができることも必要なことですね。
▽ルールは可視化して、みんなに周知しているものも多くあります。
【世界の町並みはどうなっている?】
例えば家。
言葉としては同じ‘‘家‘‘でも、形、大きさ、場所などは大きく異なります。
センター北の次は、世界の人が作ったものを調べてみました。
ネット上で10か国以上の国を飛び回ってみました。
モンゴル、カナダ、イタリア、エジプト、インド、南極など様々な地域を探索してみました。
国ごとに比べてみると、土の色が違ったり、屋根の作りが違ったり、道路の上に運動会のような旗がかかっていたり、タクシーがバイクだったり、、。
世界の町並みは日本とは大きく異なっていて、町の中のほとんどは違う部分。
様々な文化を知ることで、日本特有の文化というものも知ることができるのではないのでしょうか。
【まとめ】
こうしてこの日の活動が終わりました。
日本の文化、世界の文化、人間が作ったもの、人間では作ることができないもの。
この違いを知ることで、『ヒトの世界』というものの枠がなんとなく分かってくるのではないかと思います。
ライトマン