今回のアーススクールでは、社会とはどういうものかということについて話しました。
私たちは生活の中で様々な社会集団の中に帰属しています。
この日は子ども達にとっての社会というものについて考えてみました。
【社会ってなんだろう?】
はじめに子ども達が帰属している社会について考えてみました。
社会を分かりやすく理解するためにこんな質問をしてみました。
「みんなが入っているグループってどういうものがあるかな?」(社会と言っても難しいのでグループという言葉に置き換えて話をしてみました。)
「アーススクールとかもあなのいえ」
「学校」
「おうち」
「習い事」
たくさん挙げることができました。
続いてそのグループを構成している要素について考えました。
▽「おうちのルールは?」
自分のおうちと習い事の教室について考えましたが、それが意外に難しい。
「おうちだったら8時30分までに寝ないとダメって言われてるよ」
「習い事のところは、先生がいなかったら習い事にならなくなっちゃう」
はじめは少し難しかったようですが、他にもいくつかの集団を例に考えることで、’’社会’’という単位についてなんとなくわかるようになってきました。
【大きな社会】
先ほどまでは自分が所属している小さな社会について考えていきました。
次はもっと大きな単位で考えます。
「横浜市とか、神奈川県とか、日本とか、いろいろな大きさの社会があるんだよね」
考える中で一つワークを行いました。
それは、町の中の風景のイラストの中から、社会を形成している要素を探し出すというものです。
例えば、『公園はみんなできれいに使う』というルールは地域社会に所属する上で必要なことです。
病院であれば周りに体調が悪い人がたくさんいるので静かにすることや、道でごみを捨てないなども、それぞれの社会に参加する上での大切なルールです。
また、世界の社会についても調べてみました。
外国では飛行中の航空機に乗り込むことが違法と定められていたり、ホテルの部屋でオレンジの皮をむいてはいけないなど、日本では考えられないようなユニークな社会ルールもたくさんありました。
子ども達も「えーーー!!そんなの本当にあるの!?」と大爆笑でした(笑)
▽「そんな面白い国はどこにあるのかな~」
【まとめ】
来週は講師の方に来ていただいて、たくさんのお話を聞くことができる回です。
そして、次回の講師はSBALさん、音楽をするために世界中を飛び回っている方です。
SBALさんに質問したいことも考えてみました。
「こんなルールがあるところに行ったことあるかな~」なんてウキウキしながら話している子ども達。
来週が待ち遠しいですね!!
今回は少し難しい内容でしたが、感覚的に’’社会ってこんなものじゃないかな’’ということが何となくわかったのではないかと思います。
これから自分でテーマを決めて学びを深める時期に入ります。
さて、みんなはどんなことを自分のテーマにするのでしょうか!
ライトマン