今回はテーマ設定を行いました。
これからの自分の調べ作業の方向を決めるための特に重要な一日です。
【自分のテーマを決めるために】
テーマを決めるために大切なこと。
それは自分がそのモノ、コトを好きであることや興味を持つことができるということです。
『自分が興味をもって調べられることは何だろうか?』
イメージが漠然としているとテーマを絞るのも難しいので、はじめに自分が知っている’’自然探し’’をしてみました。
これまで緑道に行ったり、リモートで生き物観察をしてみたりしましたが、その中で子ども達の印象に残っている自然には何があるのでしょうか。
はじめはいいペースで書き進めましたが、途中で思いつかなくなってしまいました。
行き詰まったらどうしようか?
いったん立ち止まって、これまでの内容を振り返ってみることにしました。
「自然は水や生物が循環しているんだよ。」
「生物はこんな風な種類に分かれているんだよ。」
「気温によってその地域の環境も変わっているんだよ。」
スタッフから自然の要素や環境について話をしました。
「じゃあ、これもそうかな?」
次から次へと新しい自然の要素が思いつきます。
クモの巣のように広がっていったたくさんの線の先には、先ほどは思い浮かばなかったものをたくさん書くことができました。
【テーマは何にしようかな?】
たくさんの要素を見つけることができたら、いよいよ自分のテーマを決める時間です。
自分が興味のあることって何があるんだろう?
図鑑を見ながら、自分で調べたら楽しそうなものを探してみました。
「貝だけでこんなにページがある!これ楽しそうかも!!」
▽これにしようかな?
▽「ぼくはトカゲとカニが好きだけど、どっちにしようかな~」
そうしてそれぞれのテーマが決まりました。
決まったテーマは「貝」と「カニ」です。これからはこの自分のテーマを軸に調べ作業を進めていきます。
ただテーマは決めましたがそれにこだわる必要はなく、そのテーマの周辺情報を調べること、調べ作業のその先で出会ったものを調べることで知識が深くなっていきます。
どうしてこのテーマにしたら面白いと思ったんだろう?ということも考えながら、こんなことを調べたいな~と思う内容を膨らませていきました。
【もう調べちゃおう!】
この日の目標はテーマが決まるところまでだったのですが、調べたいものがすぐに見つかったので早めにその目標を達成することができました。
「少しお迎えまで時間があるから、調べるのやっちゃおうか!」
タブレットに向かって調べ作業を始めました。
「貝が泳ぐのってこんな風になってるんだ~」と映像で貝の動きを見ていました。
普段見ることができない海の中も映像があれば見ることができるので便利ですね。
▽貝が泳ぐ映像を見ています。貝が泳げることは意外に知られていないのかも。
映像の中の貝を図鑑で確認したりもしました。
こうやって小さな知識を積み重ねていくことが、今後の調べ作業の土台となっていくのです。
【まとめ】
こうしてこの日のアーススクールが終わりました。
今回それぞれのテーマが決まったので、今後の調べ作業の方向性も絞られました。
このテーマから、たくさんの学びが得られることを期待します。
ライトマン