今回のアーススクールは、前回に引き続きテーマ研究を行いました。
室内での調べ作業が続きますが、これを繰り返すことで知識がより深いものになっていきます。
【カニの生活】
この子はカニの足のつくりについて調べました。
「カニの足ってどうなっているのかな?」
調べていくと、カニは種類によって足の使い方が違うことが分かりました。
図鑑によると、それは大きく3種類に分かれているようです。
「カニは、歩くのが得意なのと、モノを持つのが得意なのと、泳ぐのが得意なのがいるんだね。」
また、得意なことによって足の形も違っているようです。
図鑑を見て「これは泳ぐのが得意なやつの足だと思う!」と、外見からどんな足の形のカニなのかを見分けることもできるようになりました。
調べた内容をメモにまとめながら、どんどん調べていきます。
そこで、行き当たった疑問。
「なんでタラバガニは’’カニ’’ってつくのに、図鑑ではヤドカリの仲間になっているんだろう?」
調べていくと、カニの仲間とヤドカリの仲間は足の本数が違うことが分かりました!
「忘れちゃうかも!」と言いながら、急いでスケッチ!
▽背中がかゆいのかな? いいえ、モノを背負うのが得意なカニのまねです(笑)
▽磯で見るようなカニの様子もまねしてみました。横に歩くのって意外に難しい…。
【貝のごはん】
こちらは貝の捕食について調べているところです。
貝の中でも、毒針のついた触手を使って魚を捕まえて食べる’’イモガイ’’という貝に興味を持ったようで、その捕食について深めました。
捕食する瞬間の映像を何度も何度も見て、その様子をスケッチしたり文字でまとめたりしました。
▽自然界の食物網は残酷なようにも感じますが、映像を通して、それぞれの種が生きていくうえで大切なものであることを実感したようです。
【まとめ】
今週も自分が調べたい内容を見つけることができました。
調べていくうえで、本筋から逸れることもありますが、その周辺知識が枝葉のように広がっていくことで、テーマについて、より俯瞰的に見ることができるようになるのだと思います。
来週は、こいけんさんとオンラインでつなぎ、沖縄の磯観察を実施します。
沖縄の海のカニ・貝にはどのような不思議があるのでしょうか!
ライトマン