今回のアーススクールはテーマ研究を行いました。
先日決めたテーマについて深めていく時間になります。
今回はどのような学びがあったのでしょうか?
【前回の振り返り】
前回はちゃんみなに来ていただき、インドの生活の実態について教えていただきました。
お話を聞くのに夢中でメモを取っていなかった部分もあったようなので、思い出しながら紙に書いて残していきます。
ですが、1週間前のことなので少し忘れてしまっているようです。
「これって何だっけ?・・・あっ!思い出した!」
少しずつ記憶のピースを繋げていき、当日のなんとなくの全体像を思い出すことができました。
▽このような振り返りボードを完成させました。
【建物の何を知りたいかな?】
さて、いよいよ建物について調べていく時間です。
建物とはいっても、様々な角度から調べることができそうです。
まずは、どんなことに興味があるのかを考えました。
例えば、地域や気候によって家の種類が変わったり、世界にはユニークな建物があったり、間取りの工夫だったり、景観などに配慮した色使いだったり。
どれを選んでも深いものになりそうです。
▽「関係ありそうな本はあるかな?」
最終的には『建物と生活』という部分をテーマに調べることにしました。
そして最初に調べ始めたのは、縄文時代の竪穴式住居です。
時代がかなり昔にワープしていますが、電気や水道、コンクリートが無い時代の住居というものがどのように作られているかに興味があったようです。
また、今回は新しい方法で調べ作業を行うことにしました。
やり方は、子どもとスタッフで対戦形式で作業を行い、最終的に相手が知らない情報をたくさん調べられた方が勝ちというものです。
なので、子どもとは別でスタッフも建物について一緒に調べました。
スタッフ「今どんな感じ?」
子「結構いい感じだよ」
スタッフ「どんなこと調べているの?」
子「秘密だよ」
相手の知らない情報を探すことが目標になっているので、内容についてはなかなか教えてくれません(笑)
なので、スタッフが子どもの調べている中身を知ることができるタイミングは、調べるキーワードについてアドバイスをあげる、もしくは分からない文章や漢字を教えるくらいです。
対戦形式にすることで、調べることへの熱量も高まったように感じます。
【まとめ】
いよいよ発表の時間。
お互いが知らないことをたくさん調べることができました。
子「あんまり関係ないけど、昔のお菓子の種類とかも調べちゃった」
スタッフ「じゃあ、どうしてそれを調べようと思ったの?」
子「お菓子を作るところの場所(キッチン)が知りたかったから」
スタッフ「たしかに、お菓子屋さんとかラーメン屋さんとかは、それ専用に建物が作られていることもあるかもね」
子「あー確かに」
スタッフ「それなら、’’お店’’っていう建物で関係づけることができるんじゃないかな」
一見関係ないように見えることでも、それが実は関係している事柄・情報であることもあります。
子どもが調べていく中で言語化できないプロセスをスタッフがサポートすることで、子ども自身がより明確に関係性を理解できるのです。
次回も引き続きテーマ研究を行います。
次週は今回よりも深い部分に迫って行ければと思います。
ライトマン