今週からのアーススクールは、いよいよまとめに入ります。
今週と来週は4月からやってきた内容を振り返り、まとめを作成し、最後にはこれまでの学びの成果を発表します。
アーススクールではまとめる内容は自由です。これまでにやってきた内容の中から自分が知って驚いたことやみんなに知ってもらいたいことを発表します。
【知ってほしいことは何だろう?】
これまで『建物』というテーマの枠の中で、たくさんの知識を得てきました。
その中から発表を通して、聴く人に知ってほしいことを選んでいきます。
「これは伝えたい!」
「調べたときにびっくりしたから、これは知ってほしい」
「これも発表に入れようかな~」
時間をかけて調べてきた内容だからこそ、自信をもって『知っている』ということができる内容ばかりなので、伝えたい、発表したいと思う内容が多いようです。
少し悩みましたが、これまでに調べてきた内容の中から、特に自分が伝えたいものをいくつか選びました。
次に、決めた内容をどのような方法でまとめていくかを考えました。
大切になるのは、どの方法を用いたら自分が調べてきた内容が相手に伝わるのかということです。
例えば、見た目が珍しい建物の外観を紹介するときには、文字で特徴を紹介するより写真やイラストなどを用いてビジュアルから理解してもらった方が分かりやすいでしょう。
新聞のように文字がたくさんある中にワンポイントのイラストを入れるのか、紙芝居のように大きなイラストを言葉で補足するのかといったように、伝える内容によって使い分けると聞き手にとって親切です。
今回は建物の外観をアピールするために、建物の工夫を紹介する『絵本』を作成することにしました。
大きなイラストを文章で補足していく形式で画用紙に描いていきます。
【絵本の中身は?】
絵本の中身の構想を考える時間です。
いくつかのテーマについて発表しますが、順番を誤ってしまうと相手に伝わる情報量は少なくなってしまいます。
子「まず初めにこれを書いて…」
スタッフ「あー、なるほどね。でも、それを伝えたいならまずこの内容を説明しないと伝わらないんじゃない?」
子「あー、、そうかも。」
基本的な事項を説明してから付随する内容を話していくことで、聞き手の理解はスムーズになります。
何ページ目に何を書くか、ページ内のレイアウトなどを考えました。
レイアウトが決まったら、実際に画用紙に描き始めます。
この日は表紙を描く作業に取り掛かりました。
表紙は本を読んでもらうために大切な要素の一つです。
一目で『中身を見たい!!!!!』と思われるような表紙づくりを目指しました。
いい感じに作業が進みだしたところでしたが、この日の活動は終了。
次回はやることがなかなか多いようですが大丈夫でしょうか(笑)
【まとめ】
いよいよ次回はこれまでやってきた内容を締めくくる最終回です。
多くの時間を使って進めてきた調べ作業を通して、日本の建築の進化の過程や生活に沿った形での建築の工夫を知ることができました。
自分が学んできた内容を自分の中で整理することで、知識そのものが自分のものになります。
これまで学んだ情報のピースは、はたしてどのような発表に姿を変えるのでしょうか!
ライトマン