私たちが考える「遊び」と「学び」
自由な遊びは、子ども達に多くの学びをもたらす貴重な経験となります。特に外遊びは、選択肢や自ら考える機会が多くあります。したがって、学びの観点からも自然に触れる機会を提供し、自由に遊びながら成長できる環境を大切にすることが重要だと考えています。
「遊び」とは
もあなキッズアーススクールでは、子ども自身が興味のあることをとことんやりこんでみることを“遊び”と考えています。
子どもたちは遊びを通じて、自分自身で問題を解決したり、新しいスキルを意欲的に身につけたりする経験をします。遊び心を育む環境では、子どもたちが自発的に学びを進める機会が増えます。
また、遊び心を持つことで、子どもたちは既存の枠組みにとらわれず、柔軟な思考を養うことができます。新しいアイデアを受け入れ、異なるアプローチを試すことが、将来の課題に対する対応力を高めることにつながります。
「学び」とは
どんなことを習得していきたいかを、子どもたち自身が考えることを大切にしています。
単なる情報の受け入れではなく、子どもたちから湧き出る疑問を子どもたちで考え、深く理解し、自ら評価をします。そして、自ら行動して情報を取得しにいくことや直接的な体験を通じて学ぶことを「学び」と捉えています。学びを進めていく中で得られた「なぜ?どうして?」について、自身の体験を踏まえながら探求します。
授業の進め方
何を題材にするのかは子どもたち自身で設定し、探究していきます。
授業は以下4つのステップを通して進めていきます。
1.疑問を持つ
自発的な遊びから「なぜ?どうして?」が生まれます。
大きなテーマの情報を知っていくなかで、自分はどんなことに興味関心があるか、どんなことに対して「なぜ?どうして?」を感じるかを基軸に探究テーマを決めていきます。
2.事前学習
パソコンでの調べ学習・図鑑からの情報収集や、スタッフやゲスト講師の方からの知識を習得していきます。
3.フィールドワーク ※アーストリップ
事前学習した内容を、フィールドに出て、実際に見て体験していきます。
4.振り返り(リフレクション)
学んだ内容と、実際のちがいなどに着目しながら、子どもたちがそれぞれ自由な表現方法でまとめます。
一定の期間の後、まとめの発表会を実施し、保護者や協力いただいた地域の方に学んだ内容を発表する機会を設ける予定です。
学びの内容に決まった正解はないため、大人が評価をしたり、点数をつけたりすることはありません。
どんなことを学び・感じたのかを基に、さらに学びを深めるにはどのような方法があるかなど、スタッフも含め子どもたち同士でもフィードバックを実施します。