~自然 じねん~ 『テーマ研究①』10月11日

今回からはいよいよ自身が調べたいと思った内容について調べるテーマ研究の時間が始まります。

テーマ研究では自身が選んだテーマの中から、自分が知りたいと思ったことや興味のあることについて探求していきます。

 

先週はテーマを決めるとともに、これからの毎回の授業でどんなことを調べるかなど、まとめまでの道のりについての計画も行っています。

さて、今回はどのような学びがあったのでしょうか。

 

【貝の身体の構造】

今回は貝の身体の構造についてタブレットを使って調べることしました。

身近な哺乳類などとは違って、身体の構造など全く見当がつきません。

 

貝の身体の構造はシンプルではありますが、中には聞いたことのない器官がたくさん出てきます。

身体の構造をスケッチするとともに、その器官の働きも調べていきました。

 

「心臓があるのは人間も同じだね」

「ホタテには目が80個もあるんだって!」

「入水管と出水管って何だろう?」

 

貝の身体なんて大人でも知っている人は少ないのではないでしょうか。

調べている時には、スタッフも子どもと同じくらいびっくりしながら調べ作業を進めていきました(笑)

▽イラストと文字を使って分からない部分がどのようになっているのかを調べていきます。

 

【貝の特徴を調べていこう!】

この子は夏休み前から貝について調べてきました。

今日までにある程度の量の貝の種類についての情報が集まったので、これまで調べてきた貝の情報についてを模造紙にまとめてみることにしました。

 

方法としては、海や山、川や街などの環境を模造紙に描き、そこに貝のイラストを描いたものを生息地ごとに貼っていくという方法です。

こちらは夏休み前にも実施したワークなのですが、それが楽しかったようなので改めてもう一度やってみます。

 

今回はその準備として模造紙の準備をしていきます。

▽まずは貝類がたくさん生息している海をクレヨンで描いていきます。

▽森と貝は関係ないようにも思えますが、タニシやカタツムリも貝の仲間! 広い範囲での貝を調べることを想定し、模造紙には森や街も描いています。

 

模造紙に描く作業が少し早く終わったので、調べたい貝を選ぶところまで進めてみました。

 

「この貝の模様めっちゃキレイだからこれ調べたい!」

 

どの貝にどんな特徴があるのかはまだ分からないので、とりあえず見た目で選んでいきます。

きれいな色の貝、絵が描きやすそうな貝、面白い形の貝など、『なんだこれ!?』と思うことからも学びは始まっていくのです。

 

【まとめ】

楽しく知識を深めるためには、まず興味を持つ必要があります。

今回で言うならば、図鑑から好きな貝を選んでみることやイラストを描いてみるなどのワークを通して、楽しみながら貝の種類について知ることができました。

 

自分でやりたいと思うのと、やらなきゃいけないからやっているのでは、記憶として定着する度合いも全く違うと思います。

次回以降も主体的に様々なことに疑問を持ちながら、調べ作業を進めていって欲しいと思います。

 

ライトマン