今回のアーススクールはテーマ研究の3回目です。
前回まで進めてきた模造紙の作業の続きを進めます。
【模造紙 貝の水族館】
前回までに模造紙の貝は以下の写真くらいまでに増えました。
この日は何種類の貝が増えるのでしょうか。
まず初めにテーマにした貝はルリガイです。
こちらは貝の中でも少し変わった場所に住んでいます。
ルリガイの住んでいる場所は水面です。
自分の身体に粘液で作った泡を纏って、水面に浮きながら生活をしています。
またルリガイの食べるものはクラゲです。
人間にとっては猛毒を持っている生き物ですが、ルリガイにとっては美味しいご飯なのは驚きです!
イラストと情報が揃ったら模造紙へ貼っていきます。
模造紙の貝水族館に新しい仲間が増えました!
▽ルリガイの微妙な青を表現することができました!
【真珠はどうやって作られる?】
次に調べたのはアコヤガイです。
こちらは真珠が獲れることで有名な貝ですね!
この貝の特徴である真珠の作られ方については動画を使って調べました。
「こんな色の真珠なんてみたことない!しかも1つの貝からこんなにたくさんの真珠が獲れるんだね!」
(オレンジや水色などの色鮮やかな真珠が、1つの貝から30個近くも獲れる映像でした。)
ただ、動画をいくつか見ていくと1つの疑問が…。
『真珠ってこんな色?』
『そもそもこんなにたくさん獲れるの?』
『なんでだろう?』が積み重なっていき、調べる内容が『貝の生態』から『真珠の生産方法』に移っていきました。
調べていくと、実際の真珠の生産との違いをいくつも見つけることができました。
「こんな色の真珠なんてないよ!」
「1つの貝からこんなにたくさんの真珠は出てこないらしいよ!」
インターネットは便利ですが、その中には事実とは異なる情報が紛れていることが分かりました。
今回見た動画は恐らくフェイクではないかと思われます。
本物のように見える情報ですが、疑ってみることで引っかからずにすみました…(笑)
【まとめ】
今回は貝の種類を調べる作業から少し横道にそれて、自分の興味がある方向に進んで調べていきました。
また、その中には事実でない情報も、事実であるかのように記載されていることを知りました。
インターネットを用いた学びは、学校の教科書のように決まった内容以上の学びをすることができますが、一方でその情報が正しいかを見極める力を身に着けることも大切になります。
難しいですが少しずつ慣れていくしかないですね~。
ライトマン