今回のアーススクールはこれまでに引き続いてテーマ研究を行いました。
博物館で得た情報も相まって、調べ作業はどんどん深くなっていっています。
今回はどのような学びがあったのでしょうか。
【どんな飴があるんだろう?】
今回は世界にはどんな飴があるのかを調べてみることにしました。
あまたある飴の中から自分の興味のあるものを選んで調べるのですが、選ぶ基準は『見た目がかわいいか』『イラストを描くのが楽しそうか』だそうです。
タブレットを使って調べ作業開始です!
調べていく中で、きんたろうあめ、宝石あめ、リップあめなど様々な種類を見つけることができました。
また、種類だけでなく作り方や材料、見た目の特徴や名前の由来など深い部分まで調べることができました。(『きんたろうあめ』はなぜ金太郎なのか、知っていますか?)
▽イラストと説明文を丁寧に描くことができました。
【ヒトの進化の順番】
こちらは前回の続きで『ヒトの進化の歴史』について調べました。
いつ、どこに、どんなヒトがいて、どの時期に進化したのかは複雑で、インターネットの資料を見ても情報がそれぞれ少し違ったり、分岐して様々な情報に繋がったりとややこしいです。
アウストラロピテクス、ネアンデルタール、クロマニヨン…
この子にとっては聞き馴染みのないカタカナの羅列でしかなく、どの時代のヒトも難しいようです…(笑)
また、先週は猿人や原人の見た目の違いなどについても考えましたが、500万年という想像もできないような期間を経て今のヒトのフォルムになってきたことが、時代順に少しずつリンクしてきました。
夏休み明けから継続してきたことがここにきて徐々に理解できるようになってきているようです。
ヒトの進化はいくつもの分岐がありとても複雑ですが、ひとつずつ紐解きながら学んでいけたらと思います。
【あめを切る練習!】
最後にスマホのカウンターアプリを使ってあめを切る練習をしてみました。
というのも、金太郎あめを切っている職人さんが超高速であめを細かく切っている動画をみて、『その人たちよりも早くできるかな』という疑問からこの試みは始まりました。
1分間の勝負です!
「よーい、スタート!!」
子ども達の表情は真剣そのもの。
そこに笑顔はありません(笑)
「76回だった…」
「89回だったよ!」
基準は分かりませんが、職人さんと競うというよりは2人でどちらが多くタップできるか勝負のような形になっていました。
タップした回数が多くて喜んで「あめ職人と同じくらいかも!?」と自画自賛してしまうほどの白熱したバトルでした。
もちろん実際にあめを切る作業をやったらこんなに簡単ではないでしょうけどね(笑)
【まとめ】
テーマ研究も今回で5回目。
子ども達の中でも『調べつくした感』が出始めています。
ですが、こんな十数時間で調べつくしたなんてことは恐らくないでしょう。
自分自身で『なぜなんだろう?』という思考を繰り返しながら、どんどん深く調べていって欲しいです。
もちろん、今回のあめ切り対決のように遊び心は忘れないことが大前提ですがね~(笑)
ライトマン