今回はアーストリップで水族館見学に行きました。
この子はこれまで貝について調べてきました。水族館の展示がメインですが、これまで調べてきた貝の情報にリンクする展示も点々と落ちていると思います。
しかもここの水族館では、この子が以前から気になっていた‘‘アレ’’を体験できるブースがありました。
水族館見学での学びの様子をご紹介します。
【たくさんの魚とご対面】
水族館に到着しました。
入り口を通ってすぐのところには磯の近くに生息している生き物たちの水槽がありました。
魚たちが泳いでいる様子を見て、テンションは上がっていくばかりです(笑)
すこし進むと、冒頭で少し書いた『この子が以前から気になっていた‘‘アレ’’を体験できるブース』を発見しました。
アーススクールの施設内でもかなり時間をかけて調べていたものです。
それは『真珠の取り出し体験』ができるブースです。
ここでは、貝殻の状態から自分で貝を開いて真珠を取りだす体験ができます。
『やりたーーーい!』
椅子に座り、貝を目の前にするとニヤニヤが止まらない様子でした(笑)
まず初めに貝を選びます。真珠は唯一無二のモノなので、どの貝を選ぶかによって大きさや色の多少の違いがあるようです。
貝を開いて、ピンセットで真珠を探します。
真珠を探していましたが、すぐに「はい、上手に取れましたね~」という水族館のスタッフの方の声が聞こえてきました。
もう真珠が取れたようです。時間にして2分ほどで体験が終わりました。
アーススクールスタッフも後ろから見ていましたが、『もう終わったの!?!?』と思うほど早かったです(笑)
体験した子は「ヌルヌルしてたけど、真珠が固いからすぐに分かった」とのことでした。
インターネットであれほど調べた真珠でしたが、調べている中での難しそうというイメージは今回の体験で全く無くなったようです。
やはり実際に体験することで分かることがありますね~(笑)
水族館の他の魚たちの展示も見ましたが、この子にとって魚はテーマ外なので全然分かりません(笑)
貝以外の展示の時はちょっとした遠足気分のようです!
スタッフ「この魚は暖かい海のやつ?冷たい海のやつ?」
子「模様の感じ的には暖かい海のだと思う!」
前に行った博物館の展示の内容を思い出せました。
これまでに学んだことの引き出しをどんどん開きながら、展示の理解をより深められるよう丁寧に見ていきます。
子どももスタッフも水族館の展示を暗記する時間になってしまうとつまらないのでそれだけは避けたいという想いです。
【クラゲ×貝】
ここの水族館はクラゲの展示でも有名で、常時50種類ほどのクラゲが展示されています。
そんなクラゲの展示を見ていたらあるものを発見しました。
それは『海面で生活するクラゲたち』という展示です。
こちらのクラゲたちはルリガイという貝に食べられるクラゲであるということを以前に調べたことがありました。
そのクラゲたちの実物を今回見ることができたのです。
クラゲを見て、貝とリンクできるのは学びが深まっている証拠でしょう!
【水族館の振り返り】
見学が終わったらまた1時間ほどかけてアーススクールに戻り、水族館見学の振り返りを行いました。
ですが、展示の内容の振り返りはあまり手についていない様子。
というのも、売店で見つけた貝殻の詰め合わせセットを購入したので、それの中身が気になって仕方がないようでした。
この子の希望に応えて、現地での活動の振り返りはサクッと終わらせて、貝殻の中身確認をしました。
「あ、これルリガイだ!」
「イモガイっぽいのも入ってる!」
「この貝は図鑑にも載ってないけど、何なんだろう?」
とてもいい買い物ができましたね~!
【まとめ】
今回の水族館見学では、貝の展示こそ少なかったものの、貝を調べるのに生かすことができる展示を見つけることができました。
また、この子の調べ方や知識の整理の仕方の成長も感じる場面もたくさん見ることができました。
以前の博物館で見た情報を今回の水族館で応用できたことなど、いくつもの情報を組み合わせることができることで自身の理解度も高くなっていきます。
知識はそれ単体で使うだけではあまり大きな力を発揮できません。
1つ1つの情報については調べることができているので、これからは頭の中に点々とある情報を線で結ぶことでもっと多くの貝情報に出会うことができるでしょう!
ライトマン