~ヒトの世界~『科学館を見学しよう』1月18日

年明け1回目のアーストリップは科学館の見学に行きました。

ここの科学館は、陸、海、空、宇宙のテーマ別ゾーンに加え、バーチャルツアーステーションをはじめとするさまざまな展示・体験コーナーがあります。

 

日常の中にあふれている科学の力。

子ども達はこの科学館の中でどんなことに興味を持ったのでしょうか?

 

【大迫力の展示!】

入場して初めに子ども達の視線を集めたのは船や飛行機の模型です。

船や飛行機には、その時代における最先端の技術が用いられており、この博物館の模型はとても精巧に作られています。

船の特徴や用いられている技術よりも、模型を見ているのが楽しいようです。

 

▽「窓ちっちゃ!!!めっちゃ細かいじゃん!」

 

映像資料も充実しています。

こちらは地質調査についての展示を見ている様子です。

 

とても真剣に見ていますが、なぜ地球を掘る必要があるのかは分からず…(笑)

スタッフの解説も聞きながら展示を理解していきました。

 

こちらは周りをスクリーンに囲まれている展示室で、地球や宇宙空間の映像が流れています。

子ども達はこの映像の上を行ったり来たり。

結局、同じ映像を3回も繰り返し見ながら、宇宙ステーションの上に立った気分を味わいました。

 

宇宙から観測したデータについての展示がありました。

 

子1「これなんだろうね」

子2「全然わかんない(笑)」

子1「もう次行くか」

スタッフ「これはどういう意味かというと…」

子1・2「いや、もう見たから大丈夫!」

 

興味のないものを完全にスルーしてしまうのもこの子たちらしい感じがします(笑)

 

これは高さについての展示です。

地球の地面からだんだんと高度が上がっていく様子が地面に映し出されます。

 

「うわぁー!高っ!!」と子ども達も大興奮!

やはり、動く展示などは小学生にも分かりやすいですし、体験を通した学びができるという点でも科学館は優れています。

 

飛行機のエンジンはとても大きく複雑な構造をしています。

子ども達が横に並んだら、その大きさが際立ちますね!

 

【体験を通して学ぶ】

進んで行くと実際に体験しながら学ぶことができるブースがありました。

 

こちらは飛行機の内装をそのまま持ってきた展示です。

シート、モニター、荷物入れなどは実際に過去に飛行機で使われていたものを持ってきているようです。

「本物の飛行機みたいだね!」と言いながらフライト気分を味わいました!

▽「前のテーブルもシートベルトも本物だー!!」

 

パイロットの帽子もかぶってみました!

実際にかぶってみると気分も上がりますね!

 

少し進むとタッチパネルで飛行機の設計ができるゲームがありました。

制限時間内に『乗せる』『飛ぶ』『操る』『進む』の4項目がミッションの用途(乗客を乗せるなど)に適した形になるように組み立てていくものです。

 

「えー!?なんでダメなの?(笑)」

なかなかうまくいきませんが、それでもゲーム感覚で機体の構造について知ることができたのが楽しかったようです。

 

こちらは飛行機の部品解体をゲームで体験できます。

タップするとネジが緩み、すべてのネジを外せるとクリアです。

「指が疲れる…」と言いながらも何度も何度も挑戦していました。

 

【まとめ】

科学館ということで、より私たちの身近にあるものに関わる展示も多く、子ども達の理解も進んだのではないでしょうか。

自然の中でヒトは他の生き物にくらべて特異な生活をしており、文明や言語などを作ってきた歴史があります。

また、その最先端にこの科学技術があるのです。

 

これまでに学んだ図鑑や博物館の情報と今回の科学技術館の内容を横断的に理解することで、ヒトの歴史や生活というものを、少し深く知ることができたのではないかと思います。

人類の歴史は長すぎるので、少しずつやりたいことから学んでいけると楽しめるかもしれませんね!

 

ライトマン